ダイヤモンドは傷つかない

私は不愉快な感情や思い出は忘れる質です。

いい思い出や成功譚は、頭の中で再現したときリアルタイムと同じ脳になると言います。

 

ですから、私はいい思い出や成功譚をいくつも作って弱った時に再現し少しでも心身の弱さの支えにしています。

 

些細な喜びでもいいんです。

 

匂いが酷くなって華やかな街から遠ざかり住宅街や公園散歩に切り替えてから、強い刺激がなくなると些細なことにも大きな喜びを感じ、作家の町田康さんが似たような心境の変化を書いていました。

 

こういう傾向から、私は嫌な思い出は忘れます。

 

嫌な思い出より強くてしなやかな人のエネルギーで私は生きています。

 

強くなくても、生きようとする自分を大事にする優秀な人格を知りさえすればエネルギーは頂けます。

 

弱って自分からは何も発せられない時でも、こんな方たちに救われる私は、嫌な思い出に埋没する人間ではありません。

 

傷つけてなんぼに価値を置く者は、その性質のまま暗い道を選んで歩けばいいです。

 

いつかはあなたの生の声を拾ってくれる人が現れるだろうから、発信を無理に止めろとは言えません。

 

私はあなた方と同じ弱い人間ですが、暗い道にも無意識に光や色、空気を吸える場所を探す感覚を持ち合わせている点が相違点かもしれません。

 

未だに見つけられず、相当迷い込んでいる私ですが、傷つけたと喜ぶ輩は、私の嫌なことは忘れ嬉しい思い出で生き延びる私の性質を知らないから無駄です。

 

私は私を傷つけて喜んだ者たちを忘れるでしょう。

 

忘れて次の日にはこんにちはとか言っているでしょう。