謙虚の偉大さ美しさ

何が親切で配慮なのか、謙虚にならなくてはいけないなと三鷹でお年寄りの背中に落ちていたバックを直してあげた行動を改めて再生し考えました。

 

 

そのお年寄りは背中に落ちていたリュックサックを引上げられなくて困っているのではと手を貸したつもりでしたが、その女性は恥ずかしそうな困った顔をされ黙っておられました。

 

リュックサックが落ちていますよと一言断ってから

手を貸しましたが、ご自分で時間がかかっても引き上げたかったのでしょう。

 

こういうことに親切だと思うのは身勝手な傲慢です。

 

彼女は気まずそうでした。

 

その後彼女が気になり様子を見ていたら、傘を振り回している意味が分からず、タクシーを拾うために傘を振っていたのだと気が付き、あれではタクシーは止まらないと私が拾いましょうかと断ってからタクシーを運良く拾って差し上げました。

 

今はアプリでタクシーも呼ぶシステムが主になり、流しのタクシーが滅多にこない昨今の事情があって、ご存知ないのかもかもしれず、いつまで経っても捕まらないのではお気の毒です。

 

 

タクシーが運よく拾え、彼女の顔に笑顔が見られ、これは喜ばれたのでしょう。

 

親切だとか配慮は、お年寄りにとっても誰にとっても何がそうでありいらぬお世話だかは、行う方は謙虚になりたいと私は思っています

 

押し付けの自己満足に相手不在があり、相手の意志や状況を無視した思い上がった行為になっていないか、尊厳を徹底的に無視したこの件に改めて問ます。