木登りをする母親パンダとの対面

安住さんのラジオ番組を偶々拝聴した事がきっかけになり、関心のなかったパンダの番組を鑑賞しました。

 

NHKのBSだったかで「パンダ故郷に帰る」というタイトルでしたか?

中国の実験的取り組みとして、人間に飼育されてきた子パンダを故郷に帰らせ野生に戻すという内容だったと思います。

 

その子パンダの一匹の母親パンダの子育てに感動しました。

 

母親パンダは、子パンダに木登りを教えるらしいですが、標準的母親パンダは木に登って木登りを教えないそうです。

 

でもこの子パンダの母親パンダは自分が木に登って木登りを教えていました。

 

人間が子パンダに選別タグのバンドを首につけるのですが、木登りをする母親パンダは子パンダの首につけられたベルトを食いちぎり、つけられる度毎に食いちぎってコパンダの首から取り外していました。

 

もう一匹の野生に戻すモデル子パンダの母親パンダはそんなことは一切しません。

木に登って木登りも教えません。

 

木登りをする母親パンダは普段は、母親にじゃれてくる標準的コパンダの接触も煩がっているように相手にしません。

 

他の母親パンダはコパンダの相手をするのです。

 

普段はコパンダの相手をしない母親パンダは、木登りをし選別標識タグもコパンダから取り外す。

 

感動しました。

普段は冷たそうでもいざとなったらパンダ一倍愛情の深い教育熱心な母親パンダは、まるで人間の誰かのようです。

 

メスパンダは相手選びにとても神経質で、相性が合う相手の選別に厳しいのだと知りました。

タイミングもとても神経が過敏らしいです。

 

パンダの繁殖の失敗をニュースでよく聞きますが、これが原因なんだと初めて知りました。

 

興味なかったパンダに関心を少し抱き、感動の生態を知り安住さんには感謝しています。